カテゴリ: React 更新日: 2026/02/05

Reactの環境変数の設定方法を徹底解説!初心者でもわかる.envファイルの活用術

環境変数の設定方法(.envファイル活用)
環境変数の設定方法(.envファイル活用)

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「ReactでAPIのキーとか秘密の情報をどうやって管理するんですか?」

先生

「Reactでは.envというファイルを使って環境変数を設定します。これは、秘密の合言葉を安全に保管する金庫のようなものなんですよ。」

生徒

「金庫?それってどういう意味ですか?」

先生

「プロジェクトのコードに直接書かずに、別の場所(.envファイル)に保存して、必要なときだけ呼び出せるようにするんです。」

1. 環境変数とは何か?

1. 環境変数とは何か?
1. 環境変数とは何か?

環境変数(かんきょうへんすう)とは、プログラムの外側から渡される設定値のことです。たとえば「どのサーバーに接続するか」「APIキーは何か」といった情報をコードの中に直接書くのではなく、外部ファイルに保存して必要に応じて呼び出します。

これによって、同じアプリでも「開発用」と「本番用」で違う設定を簡単に切り替えられます。

2. .envファイルの基本

2. .envファイルの基本
2. .envファイルの基本

Reactでは、環境変数を設定するためにプロジェクトの直下に.envというファイルを作ります。中には次のように書きます。


REACT_APP_API_URL=https://api.example.com
REACT_APP_API_KEY=abcdefg12345

Reactの場合、必ずREACT_APP_という接頭辞(頭につける文字列)が必要です。これがないとReactのアプリ内で使えません。

3. 環境変数の呼び出し方

3. 環境変数の呼び出し方
3. 環境変数の呼び出し方

設定した環境変数は、Reactのコードからprocess.envを使って呼び出します。次の例を見てみましょう。


import React from "react";

function App() {
  const apiUrl = process.env.REACT_APP_API_URL;
  const apiKey = process.env.REACT_APP_API_KEY;

  return (
    <div>
      <h1>API URL: {apiUrl}</h1>
      <p>API Key: {apiKey}</p>
    </div>
  );
}

export default App;
(画面に「API URL: https://api.example.com」と「API Key: abcdefg12345」と表示されます)

4. .envファイルを使うメリット

4. .envファイルを使うメリット
4. .envファイルを使うメリット

.envファイルを使うと、次のような利点があります。

  • 秘密の情報をコードに直接書かずに管理できる
  • 開発環境と本番環境で設定を切り替えやすい
  • チームで同じ設定を共有しやすい

例えば、家の鍵をドアに貼り付けてしまうと誰でも入れてしまいますよね。envファイルはその鍵を金庫にしまって、必要なときだけ取り出せるようにする仕組みなのです。

5. 環境ごとの.envファイル

5. 環境ごとの.envファイル
5. 環境ごとの.envファイル

Reactでは複数の環境ごとに.envファイルを分けることができます。例えば次のように準備します。

  • .env.development(開発用)
  • .env.production(本番用)
  • .env.test(テスト用)

こうすることで、開発中はテストサーバーを使い、本番では実際のサーバーを使う、といった切り替えが自動で行われます。

6. .gitignoreに追加してセキュリティを守る

6. .gitignoreに追加してセキュリティを守る
6. .gitignoreに追加してセキュリティを守る

注意点として、.envファイルは外部に公開してはいけません。APIキーや秘密の設定が漏れると不正利用されてしまう危険があります。そのため、通常は.gitignoreに追加して、GitHubなどにアップロードされないようにします。

例として、.gitignoreファイルには次のように書きます。


# 環境変数ファイルを無視
.env
.env.local

7. 実務での.envの使いどころ

7. 実務での.envの使いどころ
7. 実務での.envの使いどころ

実際のReact開発では、次のような場面で.envがよく使われます。

  • 外部APIの接続先URLを管理する
  • 外部サービスのAPIキーを設定する
  • アプリの動作モード(開発・本番)を切り替える

例えば天気予報アプリを作るときに、気象情報を提供する外部APIを利用する場合、APIキーを.envファイルに保存してアプリで呼び出すのが一般的です。

8. 初心者が注意すべきポイント

8. 初心者が注意すべきポイント
8. 初心者が注意すべきポイント

最後に初心者が.envを使うときによくあるつまずきポイントをまとめます。

  • REACT_APP_を付け忘れるとReactで読み込めない
  • .envを編集したら開発サーバーを再起動する必要がある
  • 秘密情報は必ず.gitignoreで守る

これらを守れば、安心して.envを活用できます。

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