Next.jsプロジェクトをcreate-next-appで作成する方法を完全解説!初心者でも迷わないNext.js入門
生徒
「Next.jsって聞いたことはあるんですが、どうやって始めればいいんですか?」
先生
「Next.jsは、専用のコマンドを使うと、とても簡単に始められますよ。」
生徒
「パソコンをあまり使ったことがなくても大丈夫ですか?」
先生
「大丈夫です。電源の入れ方から順番にイメージしながら説明します。」
1. Next.jsとは何かを超かんたんに説明
Next.js(ネクストジェイエス)は、WebサイトやWebアプリを作るための道具です。 たとえば、ブログ、会社のホームページ、ログイン画面のあるサービスなどを作るときに使われます。 難しそうに聞こえますが、「部品がそろった工作セット」のようなものだと考えると分かりやすいです。 最初から必要な道具がそろっているので、迷わず作り始めることができます。
Next.jsは、Reactという仕組みを使っています。 Reactとは、画面を部品ごとに分けて考える考え方です。 たとえば、ヘッダー、メニュー、本文のように分けて作れるので、あとから直しやすい特徴があります。
2. create-next-appとは何をするもの?
create-next-app(クリエイト・ネクスト・アップ)は、Next.jsのひな形を自動で作ってくれるコマンドです。 料理で言うと、材料を切って下ごしらえまで全部終わらせてくれる便利な道具のような存在です。
このコマンドを使うと、フォルダの作成、設定ファイルの準備、必要な仕組みの配置まで一気に完了します。 そのため、プログラミング未経験の人でも、つまずきにくく安心して始められます。
3. create-next-appを使う前の準備
Next.jsプロジェクトを作る前に、Node.js(ノードジェイエス)というソフトが必要です。 Node.jsは、パソコンに「プログラムを動かす力」を与えてくれる存在です。 スマートフォンにアプリを入れるのと似ています。
Node.jsをインストールすると、ターミナルやコマンドプロンプトと呼ばれる黒い画面が使えるようになります。 ここに文字を入力して、Next.jsの命令を出します。
4. create-next-appでNext.jsプロジェクトを作成する
それでは、実際にcreate-next-appを使ってNext.jsプロジェクトを作成します。 ターミナルに次のように入力します。
npx create-next-app my-next-app
my-next-appの部分は、プロジェクトの名前です。 フォルダの名前になるので、自分が分かりやすい名前を付けて問題ありません。
5. 作成されたフォルダの中身を見てみよう
create-next-appを実行すると、たくさんのファイルが入ったフォルダができます。 最初は全部理解しなくても大丈夫です。 「index.js」や「page.tsx」といったファイルが、画面を表示するための中心になります。
export default function Home() {
return <h1>はじめてのNext.js</h1>;
}
6. Next.jsを実際に起動してみる
次に、作成したプロジェクトを動かします。 フォルダに移動して、開発用のサーバーを起動します。
cd my-next-app
npm run dev
7. 表示内容を少しだけ変えてみよう
文字を変更するだけでも、プログラミングの楽しさを感じられます。 次のように書き換えてみましょう。
export default function Home() {
return (
<div>
<h1>Next.jsへようこそ</h1>
<p>create-next-appで作成しました</p>
</div>
);
}
8. create-next-appを使うメリット
create-next-appを使う最大のメリットは、「考えなくていいことが増える」点です。 フォルダ構成や初期設定で迷わず、画面作りに集中できます。 初心者にとっては、安心して学習を進められる大きな助けになります。
また、Next.jsの基本的な考え方が自然と身につくため、 少しずつ理解を深めていくことができます。
まとめ
ここまで、Next.jsのプロジェクトを「create-next-app」という魔法のようなコマンドを使って立ち上げる方法を詳しく見てきました。Web開発の世界は日進月歩ですが、Next.jsはその中でも特に注目されている強力なフレームワークです。一昔前であれば、開発環境を構築するだけで丸一日かかってしまうことも珍しくありませんでした。しかし、現在ではNode.jsさえインストールされていれば、たった一行のコマンドを入力するだけで、プロフェッショナルな現場でも通用する最新の開発環境が手に入ります。
今回の学習を通じて、プロジェクトの作成から実行、そして実際にソースコードを書き換えて画面が更新される「ホットリロード」の便利さを実感できたのではないでしょうか。Next.jsは単なるReactの拡張ではありません。SEO対策に強いサーバーサイドレンダリング(SSR)や静的サイト生成(SSG)、さらには高速な画像最適化など、ユーザー体験を向上させるための機能が最初から詰め込まれています。これらをゼロから自分で設定するのは至難の業ですが、create-next-appを使えば最初からベストプラクティスが適用された状態でスタートできるのです。
Next.jsを使いこなすためのステップアップ
環境構築が完了したら、次は「コンポーネント」の考え方を深めていきましょう。ReactをベースにしているNext.jsでは、ボタン一つ、ヘッダー一つを独立した部品(コンポーネント)として作成し、それらを組み合わせることで一つのページを作り上げます。これにより、大規模なWebサイトでもコードの見通しが良くなり、修正も容易になります。
また、最新のNext.jsでは「App Router」という仕組みが標準となっています。フォルダの構造がそのままURLの構造になるため、直感的にルーティングを管理できるのが特徴です。例えば、「app/about/page.tsx」というファイルを作れば、自動的に「/about」というページが出来上がります。このシンプルさこそが、多くの開発者に愛されている理由です。
さらに実用的なサンプルコード
まとめとして、学んだ内容を応用した少し実践的なコードを紹介します。Next.jsの「useState」というフックを使って、簡単なカウンター機能を実装してみましょう。これは、ユーザーの操作に応じて画面の一部を書き換える、モダンなWebアプリの基本となる動きです。
import React, { useState } from "react";
/**
* Next.jsのカウンターコンポーネント
* クリックするたびに数字が増えるシンプルな仕組みです
*/
export default function Counter() {
const [count, setCount] = useState(0);
return (
<div className="container mt-5 text-center">
<h2 className="mb-4">カウンター機能のデモンストレーション</h2>
<div className="card shadow-sm p-4">
<p className="fs-3">現在の数値: <strong>{count}</strong></p>
<div className="d-flex justify-content-center gap-2">
<button
className="btn btn-primary"
onClick={() => setCount(count + 1)}
>
増やす (+)
</button>
<button
className="btn btn-danger"
onClick={() => setCount(0)}
>
リセット
</button>
</div>
</div>
<p className="mt-3 text-muted">
※Next.jsでは、このような動的なUIも非常に簡単に作成できます。
</p>
</div>
);
}
Webサイト制作の第一歩は、まず「動くものを作る」ことです。最初はコードの意味が100%分からなくても構いません。何度もコマンドを叩き、文字を書き換え、画面が変わる喜びを積み重ねることで、自然とスキルは身についていきます。Next.jsはあなたのアイデアを形にするための最高のパートナーになってくれるはずです。エラーを恐れず、どんどん新しい機能を試してみてください。
生徒
「先生、ありがとうございました!思っていたよりもずっと簡単にNext.jsの画面が出せました。黒い画面(ターミナル)にコマンドを打つときは少し緊張しましたが、自動でファイルがたくさん作られていくのを見てワクワクしました!」
先生
「それは良かったです。最初はあの黒い画面に抵抗があるものですが、一度慣れてしまえばこれほど強力な味方はありません。create-next-appが裏側で複雑な設定をすべて代行してくれたおかげで、スムーズにスタートが切れましたね。」
生徒
「はい!でも、フォルダの中にたくさんファイルがあって、どれを触ればいいのか迷っちゃいそうです。特に『node_modules』とかいうフォルダがすごく重そうなんですけど……。」
先生
「鋭いですね。その『node_modules』は、Next.jsを動かすための部品が詰まった倉庫のような場所なので、基本的には触らなくて大丈夫ですよ。初心者のうちは、主に『app』フォルダの中にあるファイルを編集していくと覚えればOKです。」
生徒
「なるほど、触る場所が決まっているなら安心です。先ほど教えていただいたカウンターのコードも試してみましたが、ボタンを押してすぐに数字が変わるのが気持ちいいですね。Next.jsって動きがサクサクしている気がします。」
先生
「そうなんです。Next.jsは表示速度を速くするための工夫が最初から盛り込まれているので、使う人にとってもストレスが少ないサイトが作れるんです。これからTypeScript(タイプスクリプト)などを組み合わせていくと、さらにミスが少なく安全な開発ができるようになりますよ。」
生徒
「TypeScript……名前は難しそうですが、もっとレベルアップしたいので挑戦してみたいです!まずは今回のプロジェクトを色々改造して、自分のプロフィールページを作ってみようと思います。」
先生
「その意気です!自分で何かを作ってみるのが一番の上達法です。もし分からなくなったら、またいつでも聞いてくださいね。Next.jsの世界へようこそ!」