Reactのフォーム処理でよくあるエラーと解決法を完全解説!初心者でも安心して学べるReact入門
生徒
「Reactでフォームを作ったら、エラーばかり出てしまいました…」
先生
「フォーム処理は、React初心者が一番つまずきやすい部分ですね」
生徒
「エラーメッセージを見ても、何が悪いのか分からなくて…」
先生
「よくある失敗パターンを知ると、原因が見えてきますよ」
1. Reactのフォーム処理でエラーが起きやすい理由
Reactのフォーム処理は、HTMLだけのフォームとは考え方が違います。 入力内容をそのまま使うのではなく、状態として管理する必要があります。
状態とは、画面の今の情報を覚えておくメモ帳のようなものです。 このメモ帳の使い方を間違えると、思った通りに動かなくなります。
2. 入力しても文字が表示されないエラー
入力欄に文字を打っても、何も表示されないというトラブルはとても多いです。 これは、状態と入力欄が正しくつながっていないことが原因です。
import React, { useState } from "react";
function App() {
const [name, setName] = useState("");
return (
<div>
<input value={name} />
</div>
);
}
export default App;
この例では、入力内容を受け取る処理がありません。 そのため、何を入力しても表示が変わらないのです。
<input value={name} onChange={(e) => setName(e.target.value)} />
3. フォーム送信時に画面がリロードされるエラー
ボタンを押した瞬間に画面が真っ白になる場合があります。 これは、フォームの送信でページが再読み込みされている状態です。
再読み込みとは、ページを最初から読み直すことです。 Reactでは、これを止める必要があります。
function App() {
const handleSubmit = (e) => {
e.preventDefault();
alert("送信されました");
};
return (
<form onSubmit={handleSubmit}>
<button type="submit">送信</button>
</form>
);
}
4. 状態を直接書き換えてしまうエラー
Reactでは、状態を直接変更してはいけません。 これは、Reactが変化を正しく検知できなくなるからです。
例えるなら、消しゴムでノートを書き換えるのではなく、 新しい紙に書き直すイメージです。
const [form, setForm] = useState({ name: "" });
form.name = "太郎";
この書き方はエラーの原因になります。 必ず新しい状態を作って更新します。
setForm({ ...form, name: "太郎" });
5. 複数フォームで値がずれるエラー
入力欄が増えると、どの値がどこに入っているのか分からなくなることがあります。 これは、name属性を使っていないことが原因です。
<input name="email" onChange={handleChange} />
nameは、入力欄の名札のようなものです。 これを付けることで、どの入力かを判断できます。
6. 初期値がなくてエラーになるケース
状態の初期値を設定していないと、エラーが出ることがあります。 特にオブジェクトや配列の場合は注意が必要です。
const [form, setForm] = useState({});
最初から必要な形を用意しておくと、エラーを防げます。
const [form, setForm] = useState({ name: "", email: "" });
7. エラーメッセージの読み方と考え方
Reactのエラーメッセージは、最初は難しく見えます。 ですが、上から順に読むと、原因が書かれています。
分からないときは、「どこで」「何が」起きているかだけを見るようにすると、 少しずつ理解できるようになります。
8. フォームエラーを減らすための基本意識
フォーム処理では、「状態」「入力」「表示」が正しくつながっているかを確認します。 この三つを意識するだけで、多くのエラーは防げます。
エラーは失敗ではなく、仕組みを理解するチャンスです。 一つずつ原因を探すことが大切です。