カテゴリ: Next.js 更新日: 2026/03/27

Next.js SSR(サーバーサイドレンダリング)の基本を初心者向けに解説!HTMLをサーバーで生成する仕組みとは

Next.js SSRとは?HTMLをサーバーで生成する仕組みを解説
Next.js SSRとは?HTMLをサーバーで生成する仕組みを解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、Next.jsのSSRって何ですか?初めて聞きました。」

先生

「SSRとはServer Side Renderingの略で、ウェブページのHTMLをサーバー側で作ってからユーザーに送る仕組みです。」

生徒

「普通のHTMLページと何が違うんですか?」

先生

「普通のHTMLは静的に作られたページがそのまま表示されますが、SSRはユーザーがページを開くときにサーバーで最新のデータを使ってHTMLを作り、表示する点が違います。」

生徒

「なるほど。データが新しいまま表示されるってことですね!」

先生

「その通りです。それでは、実際の仕組みや書き方を見ていきましょう。」

1. Next.js SSRとは?サーバーでHTMLを生成する仕組み

1. Next.js SSRとは?サーバーでHTMLを生成する仕組み
1. Next.js SSRとは?サーバーでHTMLを生成する仕組み

Next.jsのSSR(サーバーサイドレンダリング)は、ユーザーがページをリクエストしたタイミングでサーバーがHTMLを作り、そのままブラウザに送る仕組みです。これにより、ページの読み込みが早くなり、検索エンジンにも認識されやすくなります。

例えば、ニュースサイトで最新記事を表示したい場合、SSRを使うと常に最新の情報をHTMLとしてユーザーに届けられます。

2. getServerSidePropsでSSRを実装する方法

2. getServerSidePropsでSSRを実装する方法
2. getServerSidePropsでSSRを実装する方法

Next.jsでは、ページごとにサーバーでデータを取得してHTMLを生成するにはgetServerSidePropsを使います。


export async function getServerSideProps() {
  const res = await fetch("https://jsonplaceholder.typicode.com/posts/1");
  const data = await res.json();

  return {
    props: {
      post: data
    }
  };
}

function PostPage({ post }) {
  return (
    <div>
      <h1>{post.title}</h1>
      <p>{post.body}</p>
    </div>
  );
}

export default PostPage;
(ページを開くとサーバーがデータを取得し、タイトルと本文が最新情報で表示されます)

3. SSRとSEO(検索エンジン最適化)の関係

3. SSRとSEO(検索エンジン最適化)の関係
3. SSRとSEO(検索エンジン最適化)の関係

SSRで生成されたHTMLは、検索エンジンが読みやすい形でページが提供されます。クライアントサイドレンダリング(CSR)ではJavaScriptの実行後でないと内容が表示されませんが、SSRなら初回読み込みで内容がすぐ見えるため、SEOに有利です。

4. クライアントサイドレンダリングとの違い

4. クライアントサイドレンダリングとの違い
4. クライアントサイドレンダリングとの違い

CSRはブラウザがJavaScriptを実行してHTMLを生成します。SSRはサーバーがHTMLを生成してブラウザに渡すため、初回表示が速く、検索エンジンにも認識されやすいです。


function ClientPage() {
  const [message, setMessage] = React.useState("読み込み中...");

  React.useEffect(() => {
    setTimeout(() => {
      setMessage("データが表示されました!");
    }, 1000);
  }, []);

  return <h1>{message}</h1>;
}

export default ClientPage;
(ページを開いたとき、最初は「読み込み中...」と表示され、1秒後に「データが表示されました!」に変わります)

5. SSRで動的ルーティングを使う例

5. SSRで動的ルーティングを使う例
5. SSRで動的ルーティングを使う例

Next.jsのSSRでは動的ルーティングも対応可能です。URLに応じてサーバーでHTMLを生成できます。


export async function getServerSideProps({ params }) {
  const res = await fetch(`https://jsonplaceholder.typicode.com/posts/${params.id}`);
  const post = await res.json();

  return { props: { post } };
}

function Post({ post }) {
  return (
    <div>
      <h1>{post.title}</h1>
      <p>{post.body}</p>
    </div>
  );
}

export default Post;
(URLが/posts/1なら1番の記事、/posts/2なら2番の記事が表示されます)

6. SSRとAPI通信の組み合わせ

6. SSRとAPI通信の組み合わせ
6. SSRとAPI通信の組み合わせ

SSRはAPIからデータを取得してページを作ることが得意です。例えば、天気情報を取得してHTMLとして返す場合、サーバー側でAPIを叩いてHTMLに埋め込みます。


export async function getServerSideProps() {
  const res = await fetch("https://api.weatherapi.com/v1/current.json?key=YOUR_KEY&q=Tokyo");
  const weather = await res.json();

  return { props: { weather } };
}

function WeatherPage({ weather }) {
  return (
    <div>
      <h1>東京の天気</h1>
      <p>気温: {weather.current.temp_c}℃</p>
      <p>状態: {weather.current.condition.text}</p>
    </div>
  );
}

export default WeatherPage;
(ページを開くとサーバーが最新の天気情報を取得して表示します)

7. SSRのメリット・デメリット

7. SSRのメリット・デメリット
7. SSRのメリット・デメリット

SSRのメリットは、初回表示が速くSEOに強いことです。また、常に最新データを表示できます。デメリットはサーバー負荷が増えることと、ページ表示に少し時間がかかる場合があることです。

8. SSRの基本をまとめると

8. SSRの基本をまとめると
8. SSRの基本をまとめると

Next.jsのSSRは、サーバーでHTMLを生成してユーザーに渡す仕組みです。getServerSidePropsを使うことで、APIからのデータを取り込み、動的なページを生成できます。SEO対策にも効果があり、ニュースサイトやブログ、ECサイトで活用されます。

まとめ

まとめ
まとめ

本記事では、Next.jsにおけるSSR(サーバーサイドレンダリング)の基本的な仕組みと活用方法について詳しく解説しました。SSRはユーザーがページをリクエストしたタイミングでサーバー側でHTMLを生成し、そのままブラウザに送る仕組みであり、ページの初回表示速度向上やSEOに非常に有利である点が特徴です。特にニュースサイトやブログ、ECサイトのように、常に最新のデータを表示する必要があるサイトではSSRの導入が効果的です。通常のCSR(クライアントサイドレンダリング)では、ブラウザがJavaScriptを実行して初めてHTMLが生成されるため、初回表示に時間がかかり、検索エンジンにも内容が伝わりにくくなりますが、SSRを利用することで検索エンジンが直接HTMLを読み取りやすくなるため、SEO対策にも役立ちます。

また、Next.jsではgetServerSidePropsを使うことで、APIからデータを取得してサーバーで動的にHTMLを生成することが可能です。これにより、ユーザーごとに最新情報を反映したページを提供できるため、ユーザー体験が向上します。例えば天気情報やブログ記事の最新内容など、リアルタイムで変化する情報をSSRで効率よく表示できます。さらに、SSRは動的ルーティングとも相性が良く、URLに応じて適切なデータを取得し、サーバーでページを生成することで柔軟なページ構成が可能です。

しかしSSRにはデメリットも存在します。サーバー側でHTMLを生成するため、アクセス数が増えるとサーバー負荷が高くなり、処理に時間がかかる場合があります。また、リアルタイム性が極端に高い場合や、頻繁に更新される大量データのページではパフォーマンス調整が必要となります。そのため、プロジェクトの規模やアクセス量を考慮してCSRやSSG(静的サイト生成)と組み合わせることも検討すべきです。

実際の実装例としては、以下のようにgetServerSidePropsを利用してAPIデータを取得し、SSRでページを生成できます。


export async function getServerSideProps() {
  const res = await fetch("https://jsonplaceholder.typicode.com/posts/1");
  const data = await res.json();

  return {
    props: {
      post: data
    }
  };
}

function PostPage({ post }) {
  return (
    <div>
      <h1>{post.title}</h1>
      <p>{post.body}</p>
    </div>
  );
}

export default PostPage;
(サーバーがAPIから最新のデータを取得してHTMLを生成し、ユーザーに表示します)

SSRのメリットを最大限活かすには、ページの初回表示速度を意識しつつ、動的データの取得やSEOに強い構造を意識したコンポーネント設計が重要です。また、ReactのuseEffectやCSRと組み合わせることで、必要に応じてクライアントサイドでの動的更新も実現可能です。例えばユーザー操作によってリアルタイムに内容を更新したい場合はCSRを部分的に利用し、基本のページ表示はSSRで行うと効率的です。

まとめると、Next.jsのSSRはサーバーでHTMLを生成することで初回表示速度の向上とSEO対策を両立できる仕組みであり、getServerSidePropsを活用することで動的ルーティングやAPI通信を組み合わせた柔軟なページ生成が可能です。メリットとデメリットを理解し、CSRやSSGと使い分けることで、パフォーマンスとユーザー体験の最適化ができます。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「先生、SSRってやっぱりSEOに強いんですね。それに最新情報もすぐ反映できるし、ブログやニュースサイトにぴったりですね。」

先生

「そうです。SSRは検索エンジンが直接HTMLを読めるので、コンテンツが正しく評価されやすいんです。そして、getServerSidePropsを使えば、ユーザーごとに動的なデータも表示できます。」

生徒

「なるほど、でもサーバー負荷とかも考えないといけないんですね。」

先生

「その通りです。アクセスが多い場合や大量データを扱う場合は、CSRやSSGと組み合わせてパフォーマンスを最適化することが大切です。」

生徒

「じゃあ、基本はSSRで表示速度とSEOを確保しつつ、動的な部分だけCSRで更新する感じですね。」

先生

「そうです。プロジェクトに応じて最適なレンダリング方式を使い分けることで、ユーザー体験も検索評価も高められます。」

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