カテゴリ: React 更新日: 2026/02/27

ReactとStorybookを組み合わせたUI開発環境の整え方を徹底解説!初心者でもわかるStorybook活用法

ReactとStorybookを組み合わせたUI開発環境の整え方
ReactとStorybookを組み合わせたUI開発環境の整え方

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「ReactでUIを作っているんですが、Storybookってよく聞きます。何に使うんですか?」

先生

「StorybookはReactのコンポーネントをカタログのように一覧で確認できるツールなんです。まるで見本帳のようにUIを確認しながら開発できますよ。」

生徒

「見本帳みたいに?じゃあ、ボタンや入力フォームを一覧で確認できるってことですか?」

先生

「その通りです。しかもコンポーネントごとに状態を切り替えて試せるので、UI開発がとても効率的になります。」

1. Storybookとは何か?

1. Storybookとは何か?
1. Storybookとは何か?

Storybook(ストーリーブック)は、Reactのコンポーネントを「独立したパーツ」として開発・確認できる便利なツールです。通常はReactアプリ全体を起動してUIを確認しますが、Storybookを使うと「ボタンだけ」「入力フォームだけ」といった部品を単独で動かして見られるようになります。

初心者にわかりやすく例えると、家全体を建てなくても、まずドアや窓だけを確認できる仕組みです。これによって「UIの再利用性」「見た目のチェック」「デザインとコードの分離」がスムーズになります。

2. ReactプロジェクトにStorybookを導入する手順

2. ReactプロジェクトにStorybookを導入する手順
2. ReactプロジェクトにStorybookを導入する手順

ReactとStorybookを組み合わせる基本的な流れは以下の通りです。

  1. Reactプロジェクトを作成する(例:npx create-react-app my-app
  2. Storybookをインストールする(公式CLIを使うと自動設定されます)
  3. Storybookを起動してコンポーネントを登録する

具体的なインストールコマンドは次の通りです。


npx storybook@latest init

このコマンドを実行すると、自動的に必要な設定ファイルが追加され、Storybookを利用できる状態になります。

3. Storybookの起動方法

3. Storybookの起動方法
3. Storybookの起動方法

インストール後、次のコマンドでStorybookを起動できます。


npm run storybook
(ブラウザで http://localhost:6006 が開き、Storybookの画面が表示されます)

左側にコンポーネントの一覧が表示され、選択すると右側にプレビューが出てきます。これでUIをひとつずつ確認しながら開発できるようになります。

4. Storyファイルの作り方

4. Storyファイルの作り方
4. Storyファイルの作り方

Storybookでは、コンポーネントを表示するために「Storyファイル」を作ります。例えば、ボタンコンポーネントを登録するには次のように書きます。


import React from "react";
import { Button } from "./Button";

export default {
  title: "Example/Button",
  component: Button,
};

export const Primary = () => <Button label="プライマリーボタン" />;
export const Secondary = () => <Button label="セカンダリーボタン" />;

このように書くと、Storybook上に「Example/Button」というカテゴリーが追加され、PrimaryやSecondaryの状態を切り替えて確認できます。

5. Storybookを使うメリット

5. Storybookを使うメリット
5. Storybookを使うメリット

ReactとStorybookを組み合わせると、次のようなメリットがあります。

  • UIコンポーネントをカタログ化して管理できる
  • デザイナーとエンジニアが同じ画面で見た目を確認できる
  • 状態を切り替えてテストできるのでバグを早期発見できる

特にチーム開発では「このボタンのデザインはこうなる」という共通認識を持てるので、効率的に進められるのが魅力です。

6. アドオンを使ってさらに便利に

6. アドオンを使ってさらに便利に
6. アドオンを使ってさらに便利に

Storybookには「アドオン」という拡張機能があります。代表的なものは以下の通りです。

  • Actions:ボタンをクリックしたときの動きを確認できる
  • Controls:UIのプロパティをリアルタイムで切り替えられる
  • Docs:コンポーネントの説明書を自動生成してくれる

これらを使えば、ただ見た目を確認するだけでなく、より実用的なUI開発環境を整えられます。

7. 初心者が注意すべきポイント

7. 初心者が注意すべきポイント
7. 初心者が注意すべきポイント

最後に、Storybookを初めて導入する初心者が気を付けるべき点をまとめます。

  • Storyファイルの名前や場所は決まりに従う(.stories.js など)
  • ReactのバージョンとStorybookのバージョンを合わせる
  • Storybook用にインストールされたパッケージは削除しない

これらを意識すれば、ReactとStorybookを使ったUI開発がスムーズに進みます。

カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
React
ReactでイベントハンドラとStateを組み合わせてUIを動かす方法
New2
React
ReactとStorybookを組み合わせたUI開発環境の整え方を徹底解説!初心者でもわかるStorybook活用法
New3
Next.js
Next.js Client Componentsでアニメーションを実装するべき理由を初心者向けに徹底解説
New4
React
ReactのuseEffectでAPIを呼び出す正しい方法を解説!初心者でもできる非同期処理の基本
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
React
ReactでonChangeイベントを使ってフォーム入力値を管理する方法を初心者向けに解説
No.2
Java&Spring記事人気No2
React
ReactとTypeScriptの環境構築をやさしく解説!Viteとtsconfigの設定も丁寧に紹介
No.3
Java&Spring記事人気No3
React
Reactのイベントハンドリングのアンチパターンまとめ!初心者でもわかる注意点
No.4
Java&Spring記事人気No4
React
Reactのカスタムフックの作り方を完全ガイド!再利用可能なロジックを切り出す仕組み
No.5
Java&Spring記事人気No5
React
ReactでFetch APIのローディング状態を管理する方法|初心者にもわかる解説
No.6
Java&Spring記事人気No6
React
Reactでファイルアップロードを実装する方法を解説!Fetch APIで画像やPDFを送る仕組みを初心者向けに紹介
No.7
Java&Spring記事人気No7
React
ViteでReact開発環境を構築する手順を完全ガイド!初心者でもできるReactの環境構築
No.8
Java&Spring記事人気No8
React
ReactのuseStateとuseEffectでよくあるエラーと解決方法ガイド!初心者でもわかるReactフック